インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

浴衣デビューで準備しておくとよいものリスト

夫の浴衣デビューを華麗に済ませ、着実に日常着物の道を
歩み始めている様子を見せていますが、この話に興味を示してくれる方が
何人かいてくだすったので、もろもろ備忘しておきます!


個人的には、
普段着物を着る機会を増やす

着物・浴衣を着ていても「なに今日花火大会でもあるの?」的な
ことを聞かれないようになる

着物を着ることが「特別」でないようになる!(晴れ着は別)
というのが目標です


自分の今までを振り返ってみると、
▽子供時代、呉服屋で浴衣を仕立ててもらい、毎夏はそれを着る
▽高校時代、友達と花火大会に繰り出すのに浴衣を着る
▽大人になってから、着物熱が再燃して自分で調べて着始める


という流れで、子供時代&高校時代は祖母もしくは着付けが出来る人に
着させてもらっていました。(残念ながら母親は着付けがダメだった)


大人になって、自分でいろいろ着始めようと思って浴衣を買ったり
古着の着物を買ってみたりと試行錯誤して、なかなか日常的に着るに
いたらなかった経緯を思い返してみると、いつも「片付け」で
つまづいていた気がします。


着方や購入はテンションも上がっていてやる気もあるので
ネットや本で調べてノリノリでやるのですが、着慣れない着物で出かけて
帰宅すると、疲れがどっと出て億劫になるところに片付けの仕方も
あまりよくわからない、となると、そもそも着物を着るということ自体が
億劫なこと、というイメージになってしまっていたというか。


なので、今回は「着終わった後にどう片付けるか」についてメモしておきます。

  • 浴衣・着物を購入する際に、一緒に準備しておくといいもの
    • 着物ハンガー
    • 畳み方メモ
    • たとう紙


着て出かけるまでは端折りますが、帰宅後にやるべきこととしては

    • 着物を吊って汚れを点検し、風を通す
    • 帯のしわを伸ばして干す
    • 肌着・紐類を洗う

が大まかな流れです。


まず、浴衣に限らずですが、1日着ると汗や体温でかなり湿気を吸ってしまうので、
帰宅したらハンガーに吊って風を通すのが鉄則なのですが、その際には
「着物ハンガー」にかけて室内の陽が当らないところに干します。
汗やシワが気になるところには霧吹きで水をかけておくとよいです。


「着物ハンガー」が普通のハンガーとどう違うのかというと、
袖のところまで棹があるので袂までしっかり伸びるということ。

ちなみに、着る前に吊っておいてもシワが伸びるのでお役立ちです。
普段はしまっておいても、着る前に出して吊る→着て帰ってきたらそのまま干す
というようにできるので、帰宅後の片付けがぐっと楽になります。


こんなのとか


わたしは母親のお下がりを使っていますが、高いものではないので
絶対に持っておくことをおすすめしたいです。
折りたたみ式・帯掛け付きのものを。


帰宅して、慣れない草履・下駄で歩き回って痛む足を引きずりつつ
まず着物・帯(伊達締めも)を吊るところまでは死ぬ気でやります。
履物も立てかけておいて風を通すように。


だいたいここまでやれれば一休みするところまではいけるので、がんばりどころ。
吊るしてしまえば冷たい麦茶で一息ついて、化粧を落とすなりシャワーを浴びるなり
一度すっきりするとよいかもしれません。


風を通して浴衣の汚れをある程度点検し、食べこぼしや泥ハネがあれば
固く限界まで絞ったタオルと乾いたタオルで挟んでトントンして汚れを落とします。


正直なところ、花火大会や着物で夜まで遊んで帰宅したときには
ここまで頑張って、肌着・紐類を洗濯ネットに入れて力尽きることが多いです…。


さてこの次、自分がつまづいたポイントとしては「畳み方が分からない」でした。
なので、ある程度おおまかに畳んだら即クリーニング店に持ち込んでいたのですが
日常的に着たいと思ったときに、こんなことしてたらしょっちゅう着られない!と気付き
畳み方を覚えることにしました。


わたしが(未だに…)カンニングするときに参照するサイトはこちら。
http://www4.ocn.ne.jp/~tomasan/tatamikata.htmlとまさんきもの学院
いつもお世話になっています!


これ以外にも、「浴衣 たたみ方」で検索するといろいろ解説サイトがあるので
自分が一番分かりやすいページを控えておくのがよいと思います。


さて畳めたら、次は収納です。


母親や祖母は「桐の箪笥にたとう紙で重ねて収納」が定番でしたが
現代の狭いマンションに住むわたしはそんなことはできないので、
横長の洋ダンスに防虫・防湿剤をしっかり入れて、たとう紙で収納しています。


長く収納するなら確かに通気性のいい上質な箪笥がよいのですが
それだけのために買うのも躊躇われるし、ちょこちょこ出し入れするなら
ある程度は割り切って、利便性を取ってしまおうと。


たとう紙はちょくちょく取り替えるほうがよいとのことなので、
安いときにまとめ買いしておくとよいかもしれません。


こんなの


個人的には、「これなんの柄だっけ?」というときに確認しやすい
小窓つきのものがおすすめです。


たとう紙で着物をしまったら、あとは小物類をひとまとめにして
同じ箪笥に収納し、片付けは以上です。


何しろ「たくさん着ないと(外に出ないと)似合う柄が分からない」
「たくさん着ないと片付け方もすぐ忘れる」ということがあるので
「たくさん着る」「着ることを気軽に」というときには
「片付けをいかに楽にするか」が重要なポイントではと思います。


いろいろ端折ってることも多いかと思いますが、以上が大まかな流れです。
自己流でお恥ずかしい限りですが、こうするといいよ!などのアドバイスも
引き続き、お待ちしております!