インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

こころもからだも傷がつく

いろいろあって最近元気がないわたくしですが、みなさまはお元気ですか。


年末にストレスで胃潰瘍をやりまして、胃カメラを飲んだんです。
そのときに、見せてもらったのがピンク色の壁に爪で引っかいたような
真っ赤な傷が、何筋も何筋もついている自分の胃の写真。


その頃はほんとに毎日笑っちゃうしかないトラブルばっかりで、
周りにギャンギャン責められながら「いやそれわたしのせいじゃねーよ!」
と言いたいのを飲み込んでいたのですが、おお、飲み込んでいたその尖った言葉が
ここに来ていたのか、と思わず感心しました。


「これってどうやったら治るんですかね?」と医師に聞くと
「ひたすら薬を飲んで自重してください」とのこと。


先日、声が出なくなって、その理由が精神的なものだと言われたとき
「これってどうやったら治るんですかね?」と医師に聞くと
「ひたすら心穏やかに過ごしてください」とのこと。


どちらも「時間をかけて治すしかない」と言われたとき、
こころもからだも同じなんだなーと思いました。


自分が受け止め切れないものがやってきて、受け止めきれないのに
無理しておさめようとすると、どこかに傷がついて破けちゃうんですね。
でも、からだと同じで、こころの傷も、時間が経てば治る。


いまはじっとして時間が経つのを待つしかないんですが、
子どもの頃、派手に転んで膝とかをすりむいたときに、
毎日傷口を眺めていると、徐々に元気な皮膚が出来てきて、
ちゃんと傷口がふさがって、触っても痛くなくなるし、
血も流れなくなったことを思い出しています。


痕は残るかもしれないけど、転んだ怪我は治るし、傷口がふさがったら
ばんそうこうをはがして、また歩けるようになるんだぜってこと。


こころもからだも傷はつくけど、じっとしてればちゃんと治る。
いまはヒリヒリして痛いかもしれないけど、ちゃんと治る。


あせらず、あわてず、あきらめず

ぜったいに夜明けはくるし、雨は止むんだから、
それまでがんばりましょう。


能天気なことばっか言ってもいられないけど…
今は、怪我をした動物にでもなった気分で何もせずじっとしていようと思います。


あとは、どうしたって転ぶときは転ぶんだから
これからはいかに上手に転ぶかってことを
覚えるといいのかもしれないですね。


連休も残りわずかですが、お天気もいいし
みなさま心穏やかにお過ごしくださいね。