どうも。
このあいだ某氏に「社畜乙さん」というあだ名をつけられたhase0831です。
でも呼ぶのは止めて下さいね^^
(まえおき)
子どもの頃から自意識が強く、他人の目を気にするあまり人づきあいが苦手で家族とすら上手にコミュニケーションできなかった時期もあり、あまりに生きているのが辛いのでこれはなんとかせねば、ということでいろいろ試行錯誤してきました。
人間関係で一番難しいのは、距離感をつかむことじゃないかなと思います。
距離が近すぎれば自分の領域が侵害されますので息苦しくなり、つぶされるような状況に置かれることもあるでしょう。かたや距離が遠すぎると疎外され孤立していると感じてしまう。近すぎても遠すぎても、ダメ。もちろん近い遠いを感じる距離は、各々違うわけなので余計難しい。ウェットな付き合いを好む人もいれば、ドライな付き合いを好む人もいます。僕は気分屋で気難しい上に多少の距離を求めるドライな性格なので、不必要に距離感をつめられるのは結構ツラく感じます。
わたしも距離感を置くのが苦手です。
好きになりすぎて引かれたり、わけもなく苦手意識をもって敬遠したり、嫌われた!と勝手に思いこんで絶望したり…めちゃくちゃ熱いお風呂と氷の入った水風呂を高速でいったりきたりしてるような精神状態になるので、他人とかかわるのが怖かった。
で、30数年生きてきて、なんとなく自分なりのこつというか気をつけるポイントが見つかったので備忘。
求めすぎない
他人との関わりでイライラする原因って80%くらいこれだと思うんですけどどうでしょう。
「〜してほしい」
「〜してくれるはず」
みたいなのが積もれば積もるほど苦しくなる。
しかも、お互い。
期待しないわけじゃなくて、「〜だったらいいなあ」くらいで考えた方が自分も気が楽なんじゃないかなーと思うのです。他人なんてコントロールできないし、思い通りになんて動かないんだから。
でもお願いしたいことやおねだりは別ですよ。気持ちはちゃんと口にすること。
与えすぎない
がんばりすぎると続かないので。
個人的には理想の人付き合いって、細く長くというか、べったりしてないけど気付けばあれもう10年?すごいね、みたいなのがいいなーと思っているので、自分がその人と付き合っていて疲れない、というのが前提です。
新しく友達になった人とかって嬉しいし楽しいし、好き!役に立ちたい!喜んでもらいたい!とか思っちゃうんですが、そこをグッと押さえて、7割くらいの好きパワーで接するといいかんじ。
これ逆の立場でもそうだと思うのですが、仲良くなっていきなりものすごい頻度で連絡がきたり、「わたしたち親友だよね!」みたいにべったりされると、どんなに素敵な人でも面食らいませんか。
(そういう人に限っていきなりブームが去ったみたいに疎遠になったりするケースも)
今だけ見ない
誰だってそうだと思うのですが、いいときがあれば悪いときもある。ひとにはそれぞれ事情があり、ものにはタイミングがあると思います。
これを忘れて今この瞬間だけ見てワーッ!ってなると悩んじゃって人付き合いがしんどくなっちゃうと思うので、いいときはともかく悪いとき、相手との関係がなんかちょっとドヨ〜ンとしてるなーというときほど「今このひととはそういう時期なんだな」と一歩引いてみる。
ほんとにご縁のある相手なら、いま離れていてもまた仲良くなる時期がくるし、そのまま離れていっちゃうなら、その人とはそういうご縁だったと思うこと。
これは個人的な経験からも、そう思います。
ほんとに気の合う家族みたいな友人たちはゆら〜っと離れてゆら〜っと近づくように、必要なときに、ちゃんと戻ってくるんですよね。
今後とも、ひとつ
「よろけ縞」って知ってます?
着物とか手ぬぐいの柄で見られる、直線ではなく
波形にうねった縞模様で、好きな模様のひとつなのですが、ああいう感じで、隣の縞と近くなるときもあれば遠くなるときもあるけど、引いて見ると実は並走していた、みたいなお付き合いがいいなーと思っています。
どうぞこれからもごひいきに。