インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

週末は絶望していたので備忘してみた

ちょっと週末に絶望していたのですが、
人生で絶望するのもめったにない機会なので
いろいろかんがえてみました。


絶望していることを認識する

とりあえず精神が状況を受け付けず
肉体が拒否反応をおこしてなにも食べずに
ひたすら吐く、ということが続いていることから
ああ、これはわたくし重症ですね、と認識。


絶望を分解する

絶望している状況はよくわかったので、
それが「ショック」から来ているものなのか、
ほんとうに「苦痛」からなのかを考えてみました。


たぶん70%くらいは「ショック」から来ているものだったので
これは時がすぎれば解決する!ととりあえず前向きに。

絶望にひたる

つらいようつらいようとか言って泣きつつも、
絶望は年になんべんも来るものではないので
こういうときにどっぷりつかるには何がいいのかなー
日本海でも見に行くのがいいんだけど…とか思いつつ
その日は終日予定があったので、村上龍村上春樹
読んで世界にひたろうと決意。
(ほかにおすすめあったら知りたい)


何でかこの日は出かける前にひっつかんだのは
ノルウェイの森」で、冒頭のシーンがちょっと
ひたれそうな気配がしたからでした。
でもあんま読まなかったなー

日常生活を過ごす

とはいえ肉体まで絶望にひたってしまうと
場合によっちゃあ健康を害するので、肉体は通常営業。
その日は土曜日で、もともと予定を入れていたので
午後いちで美容院→ちょっとお茶→ネイルサロン
という、まったくのひとりきりにはならない時間が
多かったのも幸いでした。


パーソナルな話はしないけど、
ある程度フレンドリーに会話しなければいけない、
という状況がよかったのかもしれない。


逆にこれが親しい友人と会う、とかだと
「聞いてよー」と不毛な愚痴をたらたらと
相手がうんざりしているのに気づいていても
繰り返してしまうという状態に陥っていたとおもいます。


これはもしかしたら仕事で人に会うときにも適用できるかも。

何かにすがる

特殊な例ですが、絶望しているっていうのは
自分じゃどうにもできないことがおきて、
それがどーしても受け入れられないからつらいわけで
何かにすがっちまうのもいい手だとおもいます。


ということで朝イチで占い師の予約をいれて
夜に対面鑑定してもらい、すばらしく褒めてもらう。


「これから先の人生、まったく苦労しないで成功する」
「辛いのはいまだけ、あなたには幸福が約束されている」


みたいな。


そこでホソキ某先生みたいな人に予約を入れて
「これは祖先のたたりだ」「○○しないと地獄へおちる」
とか叩かれると絶望が加速してしまうので間違えないこと。


いいところを褒めて肯定してくれるアゲアゲの先生にお会いして、
「あなたはそういう宿命だから大丈夫!」と
自己肯定してもらう。


この自己肯定って、友だちにしてもらうのもありですが
友だちってやっぱり友だちなので、ちょっと近すぎる。
相手が弱ってるときも知ってるし相手のだめなとこも
知ってると、なんか「うんまあアンタもそう言うけどさ」みたいな、
ちょっと反発心みたいのがわいてしまうわけです。


なのである程度距離があって、弱い自分を受け入れてくれる、
しかもまあお金で時間を買った上で愚痴に付き合ってもえる、
という意味では対面の占いがベストです。だって宗教じゃ目的が変わる。
#仕事柄ってのもありますが。


これは精神が弱っていたから効いたのですが、
肉体が弱っている(わたしは落ち込むとすぐ眠れなくなる)
のであればわたしは即メンタルクリニックへ行って
うわわーっと話してときには泣いてみせたりして
とにかく睡眠導入剤をくださいと懇願します。
#泣くのはほんとうに辛くて泣いちゃうんだけど


だって眠って身体が元気でないと
精神も元気になれないもの。


ということで、なにがいいたいかというと
「無理しない」ってことです。すがってもよいのです。

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しかも翌日は午後から大事な友人と会って
観念的な話をおいしい飲茶をいただきながらのんびりして、
夜はわーっと人が集まるパーティで無理矢理アゲたので
休日が終わった頃にはなんかすっかり通常営業で、
夜もぐうぐう眠れたのでした。



これはわたし向けの特殊な例だし、もともと分かっていたことが
顕在化しただけで、でもそれが受け入れがたいことによる絶望だった
=心構えは少なからずあったこともあるともおもいますが、
自分のためにも備忘しておきたいと思う所存です。


#でももう絶望はいやだ!