インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

代替えの効かないもの

数年来のおつきあいの営業さんが転職され
某東証一部上場企業で新規事業開発をされるというので
転職お祝いランチへ。




なんというか、すごい。
最初は類似業種の真似から始めたそうなのですが
ひたすら愚直に営業をしていった結果、全国に数十の営業拠点と
1000人弱の社員を抱える企業へ成長。
数千の口座を持ちながらも未回収は最大でも月に5件。
その業界においてその会社との取引が出来ないということは
ターゲットにリーチ出来ないことを意味するほどの
圧倒的なシェアを占めているので影響力が強く、
未回収になることはほぼないそうだ。


それ以外にも目から鱗というか、カルチャーショックなことを
たくさん聞いた。古くからある企業で行われていること、
いわゆる若い会社では儀礼的だと笑われるようなことは
会社の基礎体力をつけるための筋トレのようなもので、
一見古くさくて馬鹿げているかもしれないけれど
やはり必要なことなのかもしれないと思った。
#うちでも取り入れるかっつうといやだけど


それまでネットビジネスに長く関わっていた彼は
目に見えるリアルなものを取り扱うその会社が楽しくて仕方がない様子。
しかもその全国に広がる営業拠点を使った新規事業の立ち上げ、
という聞いただけでも興奮してしまうような取り組みを始めたばかりで
もうなんか目とかキラッキラしていて眩しかった。


それ以外にもカルチャーショックなことをたくさん聞いた。
朝は8時に出社をして清掃を行い、全社員集合の上で朝礼を行い、
名刺カードサイズで必携させられる社訓を全員で斉唱するのだそうだ。
そして8時半から10時まではひたすら飛び込みアポの電話をかけ、
アポが取れた営業から一目散に飛び出していくのだとか。


すごい。すごすぎる。
そのモチベーションのコントロールはどうなっているのか。
とてもよく訓練された兵隊の隊列のような風景が目に浮かんだ。
それについてはやはり某社と同じようなカリキュラムが
組まれているみたいだがそれは今回割愛。


でもいろいろ聞いていると、やはり強い会社、長く持つ会社、
優秀な人材を輩出する会社、というのは共通して会社が
社員の人生にまで踏み込んで関わっていることが多い。
一般的な会社よりも拘束時間が長いベンチャーほど
こういうことをやらねばいかんのだよなあと実感した。
#思うところもあるので今度まとめようと思う。


積み上げてきた日々の自信は強い。
たたき込まれた常識は簡単には覆らない。
これはすごい、とめまいがした。


別れ際、ネットベンチャーからいわゆる「レガシー」な企業へ移ったギャップで
悩んだり苦しむことはないんですか?と聞いたところ
「どこででも僕は対応できますよ」と笑った。


代替えが効かないものを持っていればどんな業界に行っても
どんな業種になっても、きっと怖くないんだ、と思った。


中国やインドやタイで代替えがきくようなスキルを磨くのはやめよう。
未来をしっかり見て、考えて、自分しか出来ないことを必死で探して、
見つけたら間違っていてもいいから、必死で育てよう。


わたしにとってそれはもしかしたら「スキル」ではなく
今の「会社」なのかもしれないなと思った。
がんばるぞー

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